6.4千ドルのローカルLLMサーバー構築:総保有コストとAPI費用の比較

r/LocalLLaMAの開発者が、6,406.45ドルのローカルLLMサーバーの詳細なコスト分析を投稿しました。減価償却と電気代を含め、API料金と比較しています。サーバーは中古のAMD MI100 32GB GPUを4台使用し、llama.cppでQwen3.6 27Bを実行。1日あたり2040万の入力トークンと132万の出力トークンを処理します。
ハードウェア仕様
- 中古MI100 32GB x4: $4,234.82
- ASRock EPYCD8-2Tマザーボード: $721.61
- 1600W 80+ Platinum電源: $497.95
- 8x8GB DDR4 ECC RDIMM(中古): $348.79
- EPYC 7K62 48コアCPU(中古): $254.28
- CPUクーラー、ケース、ブロワー、ケーブル類: 約$349
- 合計: $6,406.45
パフォーマンスとコスト比較
OpenRouterでのQwen3.6 27BのAPI料金が入力$0.29/M、出力$3.2/Mの場合、APIの1日あたりのコストは$10.14、年間$3,701.10になります。ローカルサーバーで同じトークンを生成する場合、1日あたりの電気代は$2.11(630W、$0.14/kWh)、年間$770.15です。
減価償却の考慮
著者は現実的な減価償却モデルを使用しています。アクセサリーは100%損失、新品部品は50%損失、中古部品は10%損失とし、一時的なハードウェア減価償却費は$1,442.57です。これは1日後でも5年後でもほぼ同じです。
1年後、ローカルサーバーの総コストは$770(電気代)+ $1,443(減価償却)= $2,213となり、APIの$3,701と比較して$1,488の節約になります。
コーディングプラン比較
参考までに、Z.AIの最上位コーディングプラン(月額$144)では、GLM 4.7で1日あたり約450万入力トークン/20万出力トークンが利用可能です。これをローカルサーバーと同等の容量に換算すると、月額$652.80、年間$7,833.60となり、同じモデルのOpenRouter料金の2倍以上です。
著者は、コーディングプランが必ずしもお得とは限らず、実際に支払っているトークン数を確認するようアドバイスしています。
📖 出典全文: r/LocalLLaMA
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