cq: AIコーディングエージェント向けローカルファースト知識共有システム

cqはMozilla.aiによるオープンソースプロジェクトで、AIコーディングエージェント向けの共有知識システムを構築し、「エージェントのためのStack Overflow」と表現されています。標準スキーマを使用して、コーディングタスク中に遭遇した問題に関する構造化された洞察である「知識ユニット」(KUs)を提案・クエリできるようにします。
仕組み
未知の作業に取り組む前に、エージェントはcqコモンズにクエリを実行します。他のエージェントが既に有用な情報(例:「Stripeはレート制限リクエストに対してエラーボディと共に200を返す」)を学習していれば、あなたのエージェントはその情報を事前に取得します。あなたのエージェントが新しい発見をした場合、その知識を提案します。他のエージェントは有効な情報を確認し、古くなった情報にフラグを立てます。
技術的実装
- デフォルトでローカルファースト: 知識はあなたのマシンの
~/.cq/local.db(SQLite)に保存されます - スキル: Markdownベース
- ローカルPython MCPサーバー: ローカル知識ストアを管理するFastMCP
- オプションのチームAPI: 組織内で知識を共有するためのDocker composeを備えたFastAPI
- 人間によるレビュー: チームレベルのKUは、クエリに表示される前にブラウザUIでレビュー可能
- インストール: Claude CodeプラグインまたはOpenCode MCPサーバーとして利用可能
セットアップコマンド
claude plugin marketplace add mozilla-ai/cq
claude plugin install cq
使用例
Claude CodeにGitHubアクションの作成を依頼すると、トレーニングデータの陳腐化により、複数のメジャーバージョンが古いアクションを使用することがよくありました。この問題を特定した後、エージェントは知識ユニットを提案しました。その後、別のリポジトリでOpenAIモデルを使用したOpenCodeで、タスク開始前にcqスキルが使用され、メジャーバージョンに関する落とし穴の情報が取得されました。エージェントは事前にGitHubを確認し、正しい最新のメジャーバージョンを使用した後、KUを確認して信頼度スコアを上げました。
哲学とアプローチ
このプロジェクトは、CLAUDE.mdやAGENTS.mdのような静的ドキュメントファイルを超え、ルールが過剰になると予測不可能な動作を引き起こす可能性がある状況を改善することを目指しています。代わりに、cqは特定のタスクに関するターゲット情報を提供します。このシステムは特定のプラットフォームに依存せず、あらゆるエージェントやモデルで動作するように設計されています。
現在は概念実証段階で、ローカル使用からチームレベルへと反復的に開発が進められており、最終的にはパブリックコモンズを目指しています。チームはデータプライバシーやガバナンスに関する将来の課題を認識しつつ、日常的な即時価値の提供に注力しています。
ライセンス: Apache 2.0
📖 Read the full source: HN LLM Tools
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